美容整形の判例

認められないケース

これまでに美容整形に対して行なわれてきた裁判の数も多くあり、それを記すかのように多くの判例があります。
判例を見ると、全ての患者の訴えが認められているのではなく、中には認められずに訴えが起訴されるケースも目立ちます。
例えば、ある女性が両顎のえらを削る整形を行ない下顎と角ばった骨部分を削りました。
その結果、女性の右顎にはそれまでなかった窪みが生じ、それによって苦痛を訴えたのです。しかし、その訴えは認められませんでした。

指導と説明不足

とある患者が、陰茎にシリコンボールを挿入させる整形を行った内容の判例があります。
この整形は成功には至らず失敗となり、結果的に患者は美容整形側を訴えました。
このケースの場合、美容外科側から患者に対して整形を行った部分に対する包帯の巻き方を正しく伝えられていませんでした。
その結果、患者の陰茎の一部には亀裂か生じるまでの事態となり、損害賠償の請求に至りました。
美容外科の説明不足や指導不足は認められ、患者は損害賠償の一部を受け取る結果となりました。

一部容認されたケース

判例の中には、患者側が請求した損害賠償の内、一部が容認されたケースも多いです。
例えば、とある美容整形で医療レーザー脱毛を、頬、顎、口元に行った男性がいます。
この男性は、医療レーザーを行なうにあたり、皮膚にやけどの症状の数々が見られました。具体的には、水疱やかさぶたとなり、後に色素沈着が残りました。
男性は美容外科に対し損害賠償を請求し、その内の一部が容認されて支払われました。